さかさかば 改め「日々是雷」徒然編

神楽坂風雷結社/[雷]担当ワンの日々。
言いわけは、口ごたえ。
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止まらぬ列車で (本番編)

本番である。
まずはバレッツさんの第1セットを拝聴する。
すげえな、スモークが出るんだこのステージ。
煙幕に包まれ、降り注ぐ光の柱に照らし出されたバレッツさんは圧巻。
降臨。
この人垣の向こうにあるのだ、バレッツさんワールドが。

すげえ音が聴こえてくる。
次に出番を控えているので「楽屋にいなくちゃヤバいかな」と思いつつも、やはり前で見たい。
ステージ衣装のまま、じわじわと前進する私。
シロウさんとロクさんの間に入り、観戦。
やや接近。
二人のヒッピーの後頭部の間で、どるたんは光に包まれていた。
どるたん自身が発光しているみたいだ。
音に酔う。
皆、飛ばしている。大迫力である。
というか、音のバランスがハンパじゃない。
ここで聴きたい、ここで聴かせてってとこで、Keyさんのギターの音がガッツリ前面に出てくるのだ。やるな、PAの人。
たぶん、Keyさんのギターの届き方は近年最高の出来ではないかと。

すげえよ、マジで。
イトーさんから拝借させて頂いた画像。
今見ても、音が甦ってくる。よかった。バレッツ。
私が前進してすぐに、どるたんが手から血を出した。
あれ痛いのだ。弾けば弾くほど、傷口が開いていく種類の怪我だ。
んなもんシカトだ!とばかりに、どるたんのテンションは無尽蔵に上がっていく。
私の横にいたK美さんが、
「ねえ、どるたんってバンドだとまたすげえんだね」、、、と。
でしょ。
0でのアコースティックライブしかご覧になっていないK美さんには、相当新鮮だった模様。
でしょ、でしょ、、と、私は鼻高々である。

流血の第1部が、あっという間に終了。
私たちの出番。
大丈夫、こばさんツカさんヤマさんさえいればなんとかなる。
3.2.1.漏電っ!!まちがった、放電っっ!!
放電中。
思う存分だ。
もういい。本当にありがとう、こばさんツカさんヤマさん。
本当にありがとう、お集まり頂いた皆様。娘たち、ゆうくん。
そしてステージに上がってくれたシロウさん。
シロウさんとヤッたあの一曲は、私の宝物になりました。
墓まで持っていきます。

出番終了し、楽屋へ戻る。
放心する。
バッテリー残量0。

着替え、ゾンビのように小屋を出て、打ち上げパーティーの準備に向かう。
あまりのゾンビっぷりに身の危険をおぼえ、薬局に立ち寄る。
ドープ。
ドーピング。この棚には我らオヤジの強い味方たちが並んでいる。
薬の効果でやや復活し、どるたんのお店の開店予定地で、ビールを冷やしたり音楽の段取りをしたり。
早く戻らないと、バレッツさんの2部が始まってしまう。

う。とか、よ。っとか言いながら、パーティーの段取りを終え、ディメンションさんに帰着。
LIE-DOWNさんたちのステージが最高潮に盛り上がっていた。
若い・うまい・一生懸命。の3拍子が揃った素晴らしい演奏。
ボウイの難曲もサラッとこなしていた。すごいな。
素晴らしす。
どるたんが彼らを押していた理由が、とっても良く分かった。
また見たいな、と思った。
う。とか、よ。っとか、絶対に言わなさそうだな、とも思った。

そんな中、会場の一番隅っこにシロウさんを発見。
とても緊張している様子だ。
「先ほどはありがとうございました。いいハープでした」
ステージに上がって頂いたお礼を言う。
「あのさ」
「はい」
「実は、この後でどるたんとも、もう一曲やることになったんだ」
「おお!!」
緊張の理由が判明する。
「して、今度はどんな感じですか?」
こうだ!
「・・・こんな感じ」
ハンドサインを出して下さるシロウさん。
使用するハープのキーを示している。Gだ。
「なるほど。で、今のご気分は?」
そして、こうだっ!!
「・・・こんな感じ」
ステージで演奏しているLIE-DOWNさんの振り付けを真似るシロウさん。
ノリノリということだ。

ライブハウス内のテンションは上がりっぱなし。
そしてバレッツさん第2セット開始!!
もうね、涙がね。
きたーーーーーーーー!!!
山本さんもどるたんも、もんのスゲえ迫力だ。
ライブハウスの距離間で聴くと、マジで圧倒されてしまう。
どるたんは、またしても違う箇所を負傷し、流血度合いを増している。

フロント二人の圧力・迫力・勢いを、ワザ師KENNYさんのギターが包み、流れを作る。
イトーさんのシンセが、その流れをまた一段上の異世界へ持ち上げる。
それらの音世界の背後で、微動だにせず沈着冷静なビートを刻み続ける高木さんのドラム。そして要所で覆いかぶさってくる、えみちょさんのコーラス。
もうたまらん。
年齢もあるのだろうか、えみちょさんの進化(進行?)っぷりに仰天した。
音楽学士であり、きっちり理論を身につけているえみちょさんのパフォーマンスに、今回はさらに「(ロック的)情念」という要素が濃ゆ〜く加わっているのだ。
これ、バンドとしては、もの凄い変化だと思う。
それにしても、きちんとしたPAさんがいる会場で聴くバレッツは強烈だ。
スタジオで録音して、きちんとトラックダウン→マスタリングしたら只事じゃなくなるだろう。
聴きたい。
どこまで行くのだろう、不思議なバレッツ。

時は過ぎ、やがて「最後の曲だ!」というどるたん(流血中)の無情な宣告。
「紹介します、シロウさんです」
MCに乗り、シロウさんがステージに上がる。
なんとまたすごい顔合わせであることか。
上海から戻ったばかりのシロウさん(たぶん餃子関係のオトシマエをつけに行っていたのだと思う)と、バレッツさんの共演。
昨年12月からの一連の出来事が、走馬灯のように頭の中を巡る。
人との出会いって不思議だ。
風雷がバレッツさんのステージに上がってるなんて、想像もしてなかった。

不思議なバレッツ。
どるたんと山本さんが名づけ、守ってきた<不思議な>という看板。
<不思議な>ってすごい。
<不思議な>って、きっとこういうことなんだ。
<不思議な>って、なんて素敵なんだろう。




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この記事に対するコメント

どるたん様
こちらこそ、素晴らしい時間と、素晴らしい機会を与えて頂き、
本当にありがとうございました。
お気づきでしょうが我らの乗った列車はもう止まりませんので、
どうかご覚悟を。
ちなみに、終着駅もありません。
石炭くべて、ガンガンと峠を登っていきましょうぜ。
頼りにしております。
今後ともよろしくお願い申し上げます!

wang | 2008/04/06 10:57 AM
おつかれさまでした!
素敵なLIVEレポートありがとう。
いや〜楽しかったです。

そしてwangさんのステージ、マジ泣きました。
心に届きました。

LIVEからパーティーと力になってくれて本当にありがとうございました!
これからも一緒に楽しい事ぶちかましましょう!
宜しくお願いします。
どるたん | 2008/04/06 9:16 AM
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